楽器屋さんでの試奏や「ギター弾けるんだ。じゃあなんか弾いてよ!」というムチャ振りに背筋が凍る思いをした事はありませんか?曲を長々と弾くわけにはいかないし、有名リフを延々弾くのもパッとしない。アドリブで弾くのも怖いし…。こういう時に使えるフレーズがあればなぁ…と思ったことは誰しもあるはずです。

 

「ハッタリカッティングフレーズ」は、そんな時に力を発揮するフレーズをマスターして相手に「おー!カッコいい!」と言わせることを目標にしています。

 

・1人で弾いてるのにカッコいい

・短いフレーズで完結してる

 

というところがポイントです。


3つのポイント


手軽に楽しめる

1フレーズの長さが4小節~8小節と短いため1つ1つとても気軽に楽しめます。

短いと言ってもその中身はとても濃いため、噛めば噛むほど味が出てきます。ぜひ気に入ったフレーズから挑戦して下さい。

もちろん繰り返して弾けるようにもなっていますので長く弾きたい場合は好きなだけリピートして弾いて下さい。


テンポは遅くてもOK

ハッタリフレーズは1人で弾くことを前提としていますので正解のテンポというのはありません。

早く弾いてもゆっくり弾いてもハッタリは活きますので、無理して速いテンポで弾くのではなく、ご自身のレベルに合わせてじっくり弾くことができます。

“速さ”ではなく“安定”で魅せるのがハッタリのポイントです。


基礎テクニックも

レッスン動画ではハッタリポイントを重点的に解説していますが、そのハッタリポイントにも当然基礎テクニックが潜んでいます。

フレーズを身に付けることはそのまま基礎テクニックを身につけることに繋がるので、ギタリストとしてのレベルアップに大きく繋がります。



フレーズ紹介

どのフレーズにも組み込まれている「ハッタリポイント」を重点的に解説していきます。 カッティングと言ってもいろんなタイプがありますが、今回は9thコードを中心としたファンキーなフレーズです。

【EX-01】

開放弦とジミヘンコード

6弦開放の低音とジミヘンコードを切り離して弾き、ピックと弦でギャリっとしたサウンドを作ってハッタリをかまします。

 

【EX-02】

ハイポジとお洒落コード

ハイポジションでのキレのあるカッティングと、コードを半音ずつ下降させるお洒落なコードワークでハッタリをかまします。

 

【EX-03】

パーカッシブなプレイ

ファンキーなストロークをキープしながらブルージィなフレーズを弾き、弦を空当てしたサウンドでパーカッシブにハッタリをかまします。

 

【EX-04】

2種類の3連ストローク

JBに代表されるE9のファンキーカッティングに、王道の3連ストロークとワンランク高い3連ストロークを使ってハッタリをかまします。

 

【EX-05】

開放弦でバウンスグルーヴ

コードとフレーズのハイブリッド。開放弦を使ったフレージングのバウンスグルーヴでハッタリをかまします。

 

【EX-06】

高速スライドとスラップ風味

ファンキーなシンコペーションカッティングに、指で弦をハジくスラップ風フレーズでハッタリをかまします。

 

【EX-07】

アップテンポで超高速3連

アップテンポのE9ファンキーカッティングに、限界ギリギリの3連ストロークをキメてハッタリをかまします。

 

【EX-08】

すべて指で弾くプル技

スラップで使われる「プル」と呼ばれるテクニックを使ったファンキーな低音フレーズでハッタリをかまします。