キッカケは「フレーズ編」
2018年2月に開催されたギターのレシピコンテストがキッカケで製作したのが「基礎トレのレシピ〜フレーズ編〜」。その「フレーズ編」を実践した方から「基礎トレのコード編も作って欲しい」というリクエストが多く届いたことが製作のキッカケです。
メルマガで実施したアンケートでは、「コードチェンジが上手くできない」「ストロークにキレが出ない」「ピックがくるくる回る」「リズミカルに弾けない」という意見が多かったので、そこを解決すべく製作しました。
40代以上にオススメ
対象は初心者〜中級者の方ですが、特にオススメなのが「40代以上でギター歴は長いけど思うように弾けない方」です。こういう方にはとても効果的です。
というのも、コンテストに参加した方の多くがここに該当し、その方たちの弾き方を研究して作った基礎トレだからです。長く弾いてるけどつい見落としがちな部分を解説しているので、「言われてみたら確かにできてない」という事ばかりだと思います。
「味の素」的な即効性
難しいコードを押さえるための指の基礎トレではなく、すでにある程度弾けるコード演奏のクオリティを上げるための基礎トレなので、即効性があるのも特徴です。
イメージ的には「味の素」的な役割で、ある程度できた料理にササッとかけてさらに旨味を出す、という感じです。ちょっとした意識の違いで、聞く側の印象はとても変わります。
シンプルだけど効果抜群
いろいろなギタリストを研究してみると、コード演奏の印象が変わる「6つの原因」がありました。とてもシンプルなのですが、ちゃんと分かって弾くのと知らずに弾くのとではクオリティに大きな差が出ます。
コードが上手く鳴らないのも、コードチェンジのタイミングがずれるのも、演奏にキレがないのも、すべてシンプルな原因があるんです。1つ1つ丁寧に実践して今持っている技術を少しだけ磨くことで、演奏はとても良くなります。
6つの基礎トレ
コードの押さえ方
代表的なバレーコードとロックグリップでの省略形コードの押さえ方を解説。あえて全てを押さえないバレーコード、親指の位置調整がカギのロックグリップ、そして手が小さい人の対処法も解説します。
コードチェンジの秘訣
コードチェンジを自然に聞かすための秘訣を解説。コードチェンジは物理的にどうしても間が空くので、その間をどう料理するのかがポイント!ブラッシングとリズムとチェンジのタイミングが重要です。
コードを鳴らすピック
ストロークに効果的なピックの持ち方を解説。フレーズ用とは少しだけ握りを変えることで、弦に対しての角度、脱力、スピード感が出てきます。多くの人が順アングルで持つので、そこからの切り返しが方法がポイント!
コードを鳴らすストローク
サウンドや鳴りをグッと良くするストローク方法を解説。ストローク時にピックが重く感じるのは弦に対して深く入りすぎている証拠です。ピックの先をサクッと当てる感覚をギターのある部分を使って身に付けます。
コードにキレを出す
タイトでキレのあるコード奏法を解説。3大要素となるストロークのスピード・ブラッシングの使い方・スタッカートの長さを駆使してキレを出します。コツさえ分かればコードのニュアンスは自由自在!
ドラム要素を入れる
コード演奏にドラム要素を入れてリズムを立たせる方法を解説。ハイハット・バスドラム・スネアをどうギターで再現するのかがポイントです。特にアコギ1本で弾き語りをする場合に効果的!